マルドゥ機体(エクスプローラー)のデッキ解説記事です。
サンプルデッキ
2 致命的な一押し
1 稲妻の斧
4 血の墓所
2 神無き祭殿
2 思考囲い
1 聖なる鋳造所
1 領事の旗艦、スカイソブリン
4 秘密の中庭
4 感動的な眺望所
4 縫い師への供給者
4 パルヘリオンⅡ
1 死の飢えのタイタン、クロクサ
2 陽光昇りの小道
1 針縁の小道
4 荒廃踏みの小道
4 命取りの論争
2 未練残り
4 ヴォルダーレンの美食家
4 税血の収穫者
4 鏡割りの寓話
4 大牙勢団の総長、脂牙
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼
サイドボード
2 致命的な一押し
2 思考囲い
3 削剥
2 減衰球
2 大群への給餌
2 真っ白
2 墓地の侵入者
どんなデッキ
マルドゥ機体はマルドゥカラー（赤白黒）のデッキだ。パルヘリオンシュートとも呼ばれる。墓地の《パルヘリオンⅡ》を《大牙勢団の総長、脂牙》で場に出して搭乗するコンボを搭載している。
キーカード
《パルヘリオンⅡ》
《大牙勢団の総長、脂牙》
《ヴォルダーレンの美食家》
プレイング方法・戦略など
墓地に《パルヘリオンⅡ》を落とし、《大牙勢団の総長、脂牙》で吊り上げるコンボを中心としたデッキ。《大牙勢団の総長、脂牙》は4/3と《パルヘリオンⅡ》にそのまま搭乗できるため、墓地に《パルヘリオンⅡ》さえ落ちていれば《大牙勢団の総長、脂牙》１枚でコンボスタートできるのが強み。
《パルヘリオンⅡ》は攻撃するたび飛行・警戒を持つ4/4の天使クリーチャー・トークン２体を攻撃している状態で生成するため、自身含めて合計パワー13点の飛行で殴りかかれる。《大牙勢団の総長、脂牙》の効果で場に出した場合、自身はターン終了時に手札に戻ってしまうが、天使クリーチャー・トークン2体は場に残りるため、８点分のクロックは残る。13＋8=21点と、初期ライフを速やかに
《パルヘリオンⅡ》を墓地に落とすため、《縫い師への供給者》や《稲妻の斧》、血トークンを生成する《ヴォルダーレンの美食家》や《税血の収穫者》が採用されている。エクスプローラーの赤いデッキでよく採用される《鏡割の寓話》もルーティング能力を持つためこのデッキに自然と採用されている。
コンボ以外のカードは、《致命的な一押し》《思考囲い》といったエクスプローラーでよく見かける黒の優秀な呪文が採用されていることが多い。《思考囲い》で相手の妨害呪文をうまく処理すれば、コンボを安全に始動できるだろう。また、その他、墓地肥やしと相性の良い脱出持ちの《死の飢えのタイタン、クロクサ》なども採用される。
デッキの構造上墓地対策に弱いため、サイドボードには追加の勝利手段として《反逆の先導者、チャンドラ》などのプレインズウォーカーを採用されてることが多い。
キープ基準
《大牙勢団の総長、脂牙》と《パルへリオンⅡ》がある手札が理想。基本的に《パルヘリオンⅡ》が複数ある場合はマリガンを推奨する。確実性は落ちるが、土地３枚と《大牙勢団の総長、脂牙》、墓地肥やしと妨害呪文、といった手札であれば、キープしても良いだろう。墓地肥やしを連打して機体・カードをなんとか墓地に落とそう。
このデッキの弱点
デッキ構造上墓地対策を苦手とする。BO3ではサイドボードに、墓地対策カードを処理するカードとして、アーティファクトを破壊できる《削剝》やエンチャントを破壊できる《大群への給餌》を採用するか、墓地対策されても勝利できるプレインズウォーカーなどのカードを忘れず採用しよう。
