マルドゥミッドレンジ(スタンダード)のデッキ解説記事です。
サンプルデッキ
4 鏡割りの寓話 (NEO) 141
2 華やいだエルズペス (SNC) 11
4 食肉鉤虐殺事件 (MID) 112
3 光輝王の野心家 (ZNR) 24
4 陽光昇りの小道 (ZNR) 259
3 しつこい負け犬 (SNC) 97
4 墓地の侵入者 (MID) 104
3 消失の詩句 (STX) 244
2 平地 (SNC) 263
2 放浪皇 (NEO) 42
4 砕かれた聖域 (VOW) 264
1 皇国の地、永岩城 (NEO) 268
2 目玉の暴君の住処 (AFR) 258
4 荒廃踏みの小道 (KHM) 252
4 日没の道 (VOW) 266
2 憑依された峰 (MID) 263
2 針縁の小道 (ZNR) 263
1 セレスタス (MID) 252
2 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
2 嘘の神、ヴァルキー (KHM) 114
1 侮辱 (STX) 193
1 忘れられた大天使、リーサ (MID) 232
1 軍団の天使 (ZNR) 23
2 ハグラの噛み殺し (ZNR) 106
サイドボード
2 エメリアのアルコン (ZNR) 4
2 強迫 (MID) 98
2 侮辱 (STX) 193
1 ポータブル・ホール (AFR) 33
1 ドゥームスカール (KHM) 9
2 粗暴な聖戦士 (MID) 7
2 レイ・オヴ・エンフィーブルメント (AFR) 116
3 軍団の天使 (ZNR) 23
マルドゥミッドレンジ(220507-Crokeyz Streets of New Capenna Tournament-3位)
どんなデッキ
マルドゥミッドレンジはマルドゥカラー(赤白黒)のデッキだ。《鏡割りの寓話》、《墓地の侵入者》、《華やいだエルズペス》といったマルドゥカラーの強力なカードで構成されている。グッドスタッフで相手を倒そう。
キーカード
《鏡割りの寓話》
《墓地の侵入者》
《しつこい負け犬》
プレイング方法・戦略など
マルドゥカラーの強力なカードで構成されたグッドスタッフといえる。この色の組み合わせは対応する3色土地がないのがネックだが、赤いカードは《鏡割りの寓話》のみで、ダブルシンボルを要求するカードも《食肉鉤虐殺事件》以外は白のカードのみとデッキ構成から気を遣っていることがわかる。
採用されているクリーチャーは2マナ《高貴王の野心家》《しつこい負け犬》、《嘘の神、ヴァルキー》。+1/+1カウンターを置く《高貴王の野心家》や墓地から唱えられ奇襲によりドローをもたらす《しつこい負け犬》は現環境でよく見かける強力なクリーチャー。《嘘の神、ヴァルキー》は序盤に唱えて手札を追放してもよし、終盤プレインズウォーカーとして唱えられ、このデッキにフィットしている。
中マナ域のカードは《墓地の侵入者》《軍団の天使》《鏡割りの寓話》。《墓地の侵入者》は護法による除去耐性を持ちつつ、墓地対策ができるクリーチャー。護法のコストで手札を要求するため1対2交換がしやすく、墓地対策能力も相手の《しつこい負け犬》を追放できアドバンテージ差をつけやすくなる。ゲーム外から後続を手札に加えられる《軍団の天使》も同様にアドバンテージ差をつけやすい。《鏡割りの寓話》は宝物・トークン生成による展開力の向上、手札入れ替えとタッチしてでも採用したいほど強力なカードだ。
他にも、全体除去兼最後の一押しとなる《食肉鉤虐殺事件》、味方に疑似除去耐性を付与する《忘れられた大天使、リーサ》など、マルドゥカラーの強力なカードが採用されている。これらのカードをマナカーブに沿って展開していき、カードパワーの差によって勝ちを目指そう。
キープ基準
2ターン目に動けるカードと、土地3枚以上でキープしたい。色マナは手札次第だが、ダブルシンボル要求するのは白のカードだけなので意識しよう。
このデッキの弱点
3色土地がない組み合わせなので色事故には注意。また、基本的にグッドスタッフなので、シナジーによる爆発力には乏しい。相手の展開を読んで出鼻をくじき、自身の土俵にもちこんで消耗戦をしかけよう。