ジャンドミッドレンジ(スタンダード)のデッキ解説記事です。
サンプルデッキ
1 血の長の渇き (ZNR) 94
1 不笑のソリン (VOW) 131
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
4 エシカの戦車 (KHM) 169
4 荒廃踏みの小道 (KHM) 252
4 闇孔の小道 (KHM) 254
2 蜘蛛の女王、ロルス (AFR) 112
1 産業のタイタン (SNC) 159
2 目玉の暴君の住処 (AFR) 258
2 冥府の掌握 (MID) 107
3 食肉鉤虐殺事件 (MID) 112
1 落石の谷間 (MID) 266
4 税血の収穫者 (VOW) 232
1 死天狗茸の林間地 (VOW) 261
4 鏡割りの寓話 (NEO) 141
1 耐え抜くもの、母聖樹 (NEO) 266
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 (NEO) 278
4 しつこい負け犬 (SNC) 97
1 絞殺 (SNC) 125
4 敵対するもの、オブ・ニクシリス (SNC) 206
4 ジアトラの試練場 (SNC) 261
2 憑依された峰 (MID) 263
1 沼 (SNC) 267
1 土建組一家の魔除け (SNC) 217
2 強迫 (MID) 98
1 作業場の戦長 (SNC) 165
サイドボード
2 強迫 (MID) 98
2 削剥 (VOW) 139
1 勢団の銀行破り (NEO) 255
2 絞殺 (SNC) 125
2 墓地の侵入者 (MID) 104
1 食肉鉤虐殺事件 (MID) 112
1 土建組一家の魔除け (SNC) 217
2 豪火を放て (SNC) 229
2 影の評決 (ZNR) 124
どんなデッキ
ジャンドミッドレンジは、ジャンドカラー(黒赤緑)で構成されたデッキだ。《敵対するもの、オブ・ニクリシス》や《エシカの戦車》などのジャンドカラーの強力なカードを中心に構築されたデッキだ。《ジアトラの試練場》を獲得したことでマナベースが安定するようになった。カードパワーで相手を圧倒しよう。
キーカード
《敵対するもの、オブ・ニクリシス》
《エシカの戦車》
《ジアトラの試練場》
プレイング方法・戦略など
《敵対するもの、オブ・ニクリシス》や《蜘蛛の女王、ロルス》といった強力なプレインズウォーカーを使って相手を制圧することを目指す。
《敵対するもの、オブ・ニクリシス》のキーワード能力である犠牲Xを有効活用するには生贄となるクリーチャーが必要となる。サンプルデッキのように、2マナパワー3の《しつこい負け犬》や《税血の収穫者》などを採用すると良いだろう。先手2ターン目にこれらのクリーチャーを唱え、3ターン目に《敵対するもの、オブ・ニクリシス》の犠牲Xのコストにあてることで、忠誠度3のプレイズウォーカーが2体並ぶ。相手には大きなプレッシャーとなるだろう。
《しつこい負け犬》はライフを2点払うことで墓地から奇襲で唱えることが可能なクリーチャー。奇襲は『速攻と「このパーマネントが戦場から墓地に置かれたとき、カード1枚を引く。」』効果のため、相手のライフを攻め続ける有力な手段となるほか、継続的なアドバンテージ源ともなる。《敵対するもの、オブ・ニクリシス》の犠牲コストにするほか、《蜘蛛の女王、ロルス》の忠誠度を継続的に増やす手段にもなるので有効活用しよう。
その他、脇をかためるのは《エシカの戦車》といった強力なカードに、《絞殺》や《血の長の渇き》、《食肉鉤虐殺事件》、《豪火を放て》などの優良な除去呪文。カードパワーで相手を圧倒しよう。
ミッドレンジなので2マナからマナカーブに沿って動ける手札をキープしたい。多色故の色拘束と、土地のタップイン処理のリスクがあるため、土地をプレイする順番には気を付けよう。
キープ基準
2マナからマナカーブに沿ってプレイしていきたい。《敵対するもの、オブ・ニクリシス》や《エシカの戦車》といった能動的にプレッシャーをかける呪文が1枚以上と妨害呪文がバランスよくある手札が理想。土地は3、4枚でキープしたい。
このデッキの弱点
ミッドレンジデッキなのでメインデッキでは中途半端といえる。サイドボードを利用できるBO3でこそフルスペックを発揮できるのでゲームモードには注意。