アゾリウスコントロールのデッキ解説記事です。
サンプルデッキ
4 神の怒り (AKR) 46
4 排斥 (AKR) 9
5 島 (KLR) 290
3 アーデンベイル城 (ELD) 238
3 不可解な終焉 (RIX) 1
2 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
1 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
4 サメ台風 (IKO) 67
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
4 平地 (KLR) 288
1 霊気の疾風 (M20) 42
4 神聖なる泉 (RNA) 251
1 アズカンタの探索 (XLN) 74
4 氷河の城砦 (XLN) 255
2 墓掘りの檻 (M20) 227
4 ドミナリアの英雄、テフェリー (DAR) 207
4 検閲 (AKR) 52
4 灌漑農地 (AKR) 304
4 吸収 (RNA) 151
サイドボード
1 本質の散乱 (AKR) 60
2 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
1 不可解な終焉 (RIX) 1
3 ドビンの拒否権 (WAR) 193
1 空の粉砕 (THB) 37
3 神秘の論争 (ELD) 58
1 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
1 封じ込め (DAR) 31
2 機を見た援軍 (M12) 40
参考 https://magic.gg//decklists/traditional-historic-ranked-decklists-january-18-2021
どんなデッキ
アゾリウスコントロールは、白青(アゾリウスカラー)のコントロールデッキだ。全体除去《神の怒り》や《吸収》などの打消し呪文を使って盤面をコントロールし、《ドミナリアの英雄、テフェリー》や《サメ台風》のトークンでフィニッシュする。相手の盤面を完全に掌握してやろう。
キーカード
《神の怒り》
《ドミナリアの英雄、テフェリー》
《排斥》
プレイング方法・戦略など
打ち消し呪文や除去呪文を駆使して盤面を掌握し、《ドミナリアの英雄、テフェリー》を安全に着地させるのがこのデッキの基本である。《検閲》や《吸収》などの打ち消し呪文で1対1交換するのに加えて、《神の怒り》で1対複数交換をとってアドバンテージ差をつけていきたい。《ドミナリアの英雄、テフェリー》さえ着地すれば、継続的にアドバンテージを獲得することができるので、そのまま奥義にたどり着くか《サメ台風》のトークンによってフィニッシュしよう。
強力なプレインズウォーカーである《ドミナリアの英雄、テフェリー》の存在と、4マナですべてのクリーチャーを破壊する《神の怒り》がこの色を選ぶ理由となる。4マナの全体除去は赤の全体火力呪文や黒の《衰滅》《絶滅の契機》などが存在するが、4マナで条件なくすべてのクリーチャーを破壊できるのは現在《神の怒り》のみである。《排斥》は4マナと重たいが、瞬速持ちで土地でないパーマネントをすべてに対処できる良カードで、《神の怒り》の効かない破壊不能持ちなどの除去耐性持ちを処理できる。不要な場合はサイクリングできるため無駄にならない。
ヒストリックでは《上流階級のゴブリン、マクサス》や《大釜の使い魔》、脱出持ちのカードなど、墓地やデッキからクリーチャーを出す動きが非常に多いため、それを対策するためにメインから《墓堀りの檻》が採用されている。
キープ基準
最終的には1Tに複数アクションをしたいので、土地は多めでキープして問題ない。《神の怒り》は1枚で複数のクリーチャーを除去でき、多くのクリーチャーデッキに有効なので、相手のデッキが不明な1戦目ではキープ基準となる。
サンプルハンド 《検閲》《神の怒り》《排斥》土地4枚
このデッキの弱点
《神の怒り》などの除去呪文と打ち消し呪文によって理論上はすべてのデッキに対応できるが、引きむらなどによってすべての脅威に対処できるとは限らない。ヒストリックは高速な展開も多く、1対1交換では盤面を対処しきれず、1枚のカードを対処できずにそのまま負けてしまう試合も多い。基本的には相手のカードに対応するよりも、自身の脅威を押し付けた方が良い場合が多いため、コントロールデッキは現在そこまでTierは高くない状態といえる。