ジャンドフード(ヒストリック)のデッキ解説です。
サンプルデッキ
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
デッキ
4 大釜の使い魔 (JMP) 216
4 魔女のかまど (ELD) 237
2 致命的な一押し (KLR) 84
2 古き神々への拘束 (KHM) 206
4 闇孔の小道 (KHM) 254
4 金のガチョウ (ELD) 160
4 思考囲い (AKR) 127
4 パンくずの道標 (ELD) 179
4 波乱の悪魔 (WAR) 204
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
1 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
4 草むした墓 (GRN) 253
2 ファイレクシアの塔 (JMP) 493
4 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
2 血の墓所 (RNA) 245
3 寓話の小道 (M21) 246
2 沼 (MID) 382
1 山 (MID) 383
2 森 (MID) 384
3 貪欲なるリス (MH2) 211
サイドボード
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
2 害悪な掌握 (M20) 110
2 辺境地の罠外し (MID) 190
2 致命的な一押し (KLR) 84
1 魂標ランタン (THB) 237
2 墓地の侵入者 (MID) 104
2 魔女の復讐 (ELD) 111
1 スランの医師、ヨーグモス (MH1) 116
2 運命の神、クローティス (THB) 220
どんなデッキ
ジャンドフードは、生贄効果のシナジーを利用した黒赤緑(ジャンドカラー)のデッキだ。《大釜の使い魔》と《魔女のかまど》によって相手のライフを削りつつ長期戦に持ち込み、《パンくずの道標》でリソースを確保していく。赤を足すことで《波乱の悪魔》や《フェイに呪われた王、コルヴォルド 》を採用することができる。
キーカード
《波乱の悪魔》
《大釜の使い魔》
《魔女のかまど》
プレイング方法・戦略など
このデッキのゲームプランは、《大釜の使い魔》と《魔女のかまど》の組み合わせで何度も《大釜の使い魔》を場に出して盤面を膠着させつつ、《パンくずの道標》によりカードを手札に加えてリソース差で勝つことである。
このデッキの基本的なテクニックとして、《大釜の使い魔》で相手のクリーチャーをブロックした後に《魔女のかまど》を起動する動きがある。トランプルを持たない相手クリーチャーの攻撃を止めつつ《食物トークン》を生成でき、《食物トークン》を生け贄に捧げれば《大釜の使い魔》を再び場に出せる。場に《パンくずの道標》が繰り返し手札を得ることでアドバンテージ差をつけられるだろう。
ゴルガリカラーと違い、赤を足すことで《波乱の悪魔》と《フェイに呪われた王、コルヴォルド》を採用することができる。《波乱の悪魔》の効果は、パーマネントを生け贄に捧げる度に、任意の対象に1点のダメージを与えるといったもの。相手の小粒なクリーチャーを速やかに処理することができる他、相手のプレイヤーを対象に取ることで《大釜の使い魔》で相手のライフを減らす助けにもなる。
《フェイに呪われた王、コルヴォルド》は5マナ4/4飛行という優秀なサイズに加え、パーマネントを生贄に捧げるたびに+1/+1カウンターとドローを得ることができる。墓地対策されていても信頼できるフィニッシャーとして活躍するだろう。
キープ基準
《魔女のかまど》などの生け贄手段と、《思考囲い》などの妨害手段があるかがキープ基準となる。《魔女のかまど》に加え《大釜の使い魔》があればより良い。マナカーブは比較的低く、土地を並べすぎても有効活用する手段が少ないので土地4枚以上はマリガンを検討する。また、《波乱の悪魔》や《フェイに呪われた王、コルヴォルド》といった重いカードが3枚以上あるような手札はカードを使い切れない恐れがあるのでマリガンを検討したい。
キープ手札の一例 《思考囲い》《魔女のかまど》《大釜の使い魔》《フェイに呪われた王、コンヴォルド》土地3枚
このデッキの弱点
デッキのカードが生け贄効果によるシナジーを基本として選択されているため、単体でのカードパワーはやや低い。《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》はこのデッキの天敵なのでメタゲームは注視しよう。また、クリーチャーデッキにはめっぽう強いが、コントロールデッキなどが多い場合はデッキの強みが活かしにくく、苦戦を強いられる。