ラクドス吸血鬼のデッキ解説記事です。
サンプルデッキ
4 税血の収穫者 (VOW) 232
3 山 (VOW) 401
1 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
1 忘却の虚僧 (ZNR) 118
2 目玉の暴君の住処 (AFR) 258
2 夜鷲のあさり屋 (ZNR) 115
2 イマースタームの捕食者 (KHM) 214
1 冥府の掌握 (MID) 107
2 ヴォルダーレンの投血士 (VOW) 137
4 ファルケンラスの闘技士 (MID) 137
2 ヴォルダーレンの末裔、フロリアン (MID) 223
2 バグベアの居住地 (AFR) 254
4 憑依された峰 (MID) 263
2 面汚しの乙女、エインジー (VOW) 231
4 吸血鬼の社交家 (MID) 249
3 沼 (VOW) 400
1 ヘンリカ・ダムナティ (VOW) 119
1 アガディームの覚醒 (ZNR) 90
1 嘘の神、ヴァルキー (KHM) 114
4 ヴォルダーレンの美食家 (VOW) 182
4 荒廃踏みの小道 (KHM) 252
4 ヴォルダーレンの居城 (VOW) 267
4 火遊び (MID) 154
1 パワー・ワード・キル (AFR) 114
1 血流の学部長、ヴァレンティン (STX) 161
サイドボード
1 牙の天稟 (VOW) 113
2 吸血鬼の復讐 (VOW) 180
3 強迫 (MID) 98
1 レイ・オヴ・エンフィーブルメント (AFR) 116
1 レイ・オヴ・エンフィーブルメント (AFR) 116
1 ファルケンラスの先祖 (VOW) 111
1 真っ白 (STX) 72
1 遺跡の碑文 (ZNR) 108
1 威圧する吸血鬼 (VOW) 154
2 バーニング・ハンズ (AFR) 135
1 不笑のソリン (VOW) 131
どんなデッキ
ラクドス吸血鬼は、ラクドスカラー(黒赤)で構成されたデッキだ。《吸血鬼の社交家》、《ヴォルダーレンの末裔、フロリアン》、《面汚しの乙女、エインジー》、《イマースタームの捕食者》などの吸血鬼クリーチャーを展開し、妨害呪文でバックアップする。吸血鬼軍団で相手を懐柔しよう。
キーカード
《吸血鬼の社交家》
《ヴォルダーレンの末裔、フロリアン》
《面汚しの乙女、エインジー》
プレイング方法・戦略など
イニストラード:真夜中の狩りとイニストラード:真紅の契りで追加された吸血鬼クリーチャーを使った部族デッキである。この二つのエキスパンションで吸血鬼は主にラクドスカラーが割り当てられているため、吸血鬼デッキを組むと自然とラクドスカラーになる。
同一クリーチャー・タイプを強化するクリーチャー(俗にロードと呼ばれている)である《吸血鬼の社交家》を使って、吸血鬼クリーチャーを支援していく。《吸血鬼の社交家》の効果でカウンターを乗せ続けるためには毎ターン相手のライフを減らす必要があるため、基本的には速やかに相手のライフを減らすアグロデッキとなる。
イニストラード:真紅の契りの吸血鬼は、血・トークンを生成したり、血・トークンをリソースとして利用する能力を持つ。例えば、《面汚しの乙女、エインジー》は、吸血鬼が場に出るたびに血・トークンを生成するとともに、マナと血・トークンを支払うことで対戦相手のライフを2点ドレインすることができる。多数の吸血鬼クリーチャーを採用しているこのデッキであれば、盤面が膠着してしまっても、相手のライフを直接攻めることができるだろう。
イニストラード:真夜中の狩りの吸血鬼は、対戦相手がライフを失ったことを参照する能力が割り当てられている。《吸血鬼の社交家》の他には、《ヴォルダーレンの末裔、フロリアン》の能力がカードアドバンテージ獲得手段として優秀である。《面汚しの乙女、エインジー》とも相性がよく、ゲームが長引いてしまっても粘り強く戦えるだろう。
《ヴォルダーレンの末裔、フロリアン》や《面汚しの乙女、エインジー》は強力なカードだが、伝説のクリーチャーなので、重ね引いてしまうと展開することができない。単純に4枚採用では事故の原因にもなるので、サンプルデッキでは他の吸血鬼クリーチャーと散らしている。
キープ基準
アグロデッキであるため、早いターンからクリーチャーを展開していきたい。土地は2,3枚でキープして、1T目からクリーチャーを展開できるのが理想。同一の伝説のクリーチャーが手札で重なっている場合は、相手に除去される可能性を加味して、マリガンかキープかを判断しよう。
このデッキの弱点
アグロデッキなのでロングゲームになると息切れしやすい。サイドボード後に計量除去を追加されゲームスピードを遅くされることを苦手とする。
また、一部の吸血鬼は、対戦相手がライフを失ったかどうかを参照するため、攻めが途切れてしまうとスペックが十分に発揮できないので注意。