イゼットテンポのデッキ解説記事です。
サンプルデッキ
3 アールンドの天啓 (KHM) 41
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
4 厚かましい借り手 (ELD) 39
4 表現の反復 (STX) 186
4 寓話の小道 (M21) 246
3 不詳の安息地 (KHM) 255
4 霜噛み (KHM) 138
3 ガラゼス・プリズマリ (STX) 189
4 黄金架のドラゴン (KHM) 139
1 マグマ・オパス (STX) 203
2 精神迷わせの秘本 (M21) 232
3 神秘の論争 (ELD) 58
4 河川滑りの小道 (ZNR) 264
3 襲来の予測 (KHM) 76
6 冠雪の島 (KHM) 279
4 冠雪の山 (KHM) 283
4 移り変わるフィヨルド (KHM) 273
サイドボード
2 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
2 火の予言 (IKO) 116
1 否認 (STA) 18
2 レッドキャップの乱闘 (ELD) 135
1 サメ台風 (IKO) 67
2 燃えがら地獄 (ZNR) 136
2 アゴナスの雄牛 (THB) 147
1 魂焦がし (M21) 160
2 アクロス戦争 (THB) 124
どんなデッキ
イゼットテンポは、青赤(イゼットカラー)で構成されたデッキだ。《黄金架のドラゴン》や《ガラゼス・プリズマリ》でマナ加速にもなるクリーチャーでクロックを刻みつつ、豊富なアドバンテージ獲得手段を使ってして相手を手数で圧倒しよう。最後は《アールンドの天啓》で追加ターン得てフィニッシュだ。
キーカード
《黄金架のドラゴン》
《ガラゼス・プリズマリ》
《アールンドの天啓》
プレイング方法・戦略など
強力なイゼットカラーのドラゴンを採用しているため、イゼットドラゴンとも呼ばれることもある。また、ドラゴンを採用せず、コントロールに寄せたイゼットコントロールなども存在する。
《黄金架のドラゴン》は攻撃するか呪文の対象になるたびに宝物・トークンを生成する強力なカードで、実質3マナ4/4飛行速攻として運用できる。このカードを打ち消し呪文などでバックアップしながら攻撃を続けて速やかに相手のライフをゼロにすることを目指す。
《ガラゼス・プリズマリ》は3/4飛行という十分なサイズに加え、生成した宝物・トークンは《黄金架のドラゴン》を出すのに使っても良し、スペルに使っても良しで《黄金架のドラゴン》と相性が抜群。ただし、伝説のクリーチャーなので、採用枚数は3枚となっている。
序盤は《霜噛み》や《砕骨の巨人》の出来事モード《踏み付け》などで小型クリーチャーを除去しつつ、《精神迷わせの秘本》を場に出したり《多元宇宙の警告》などのカードを予顕しておく。相手の隙をついて《黄金架のドラゴン》や《サメ台風》による鮫トークンを生成したら、《襲来の予測》や《否認》で除去呪文から守っていこう。《軽蔑的な一撃》などの打ち消し呪文や《厚かましい乗り手》によるバウンスなど、相手の大きなアクションを軽いコストのカードで対応し、クロックを刻んでいきたい。
《黄金架のドラゴン》や《ガラゼス・プリズマリ》がいる状態で《アールンドの天啓》で追加ターンを得られれば、一気に相手のライフを削り取れるだろう。《アールンドの天啓》を打つ際に隙をさらしてクリーチャーを除去されてしまうと追加ターンを活かせないので、仕掛けるタイミングはきちんと見極めていきたい。
《霜噛み》や《ツンドラの噴気孔》、《彫像の伝承》といった氷雪パーマネントや氷雪マナを参照するカードのため、土地は《冠雪の山》などの氷雪土地で構成されている。
キープ基準
軽めのカードで構成されているので、土地は2、3枚のキープで問題ない。《黄金架のドラゴン》や《アールンドの天啓》といった重いフィニッシャーが複数枚ある場合はマリガンを検討する。
キープハンドサンプル 《霜噛み》《多元宇宙の警告》《黄金架のドラゴン》《軽蔑的な一撃》土地3枚
このデッキの弱点
《霜噛み》などの火力で対処できないサイズである4/4以上の中型クリーチャーを並べてくるデッキを苦手としている。また、飛行クロックに依存しているので、それらに対処されて長期戦に持ち込まれるとカードパワーの差で負けてしまう恐れがある。