ティムールオボシュのデッキ解説記事です。
サンプルデッキ
1 獲物貫き、オボシュ (IKO) 228
デッキ
4 エッジウォールの亭主 (ELD) 151
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
4 恋煩いの野獣 (ELD) 165
4 厚かましい借り手 (ELD) 39
4 カザンドゥのマンモス (ZNR) 189
4 黄金架のドラゴン (KHM) 139
3 グレートヘンジ (ELD) 161
4 アールンドの天啓 (KHM) 41
2 襲来の予測 (KHM) 76
1 棘平原の危険 (ZNR) 166
4 ケトリアのトライオーム (IKO) 250
4 河川滑りの小道 (ZNR) 264
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
4 樹皮路の小道 (KHM) 251
4 寓話の小道 (M21) 246
2 森 (ANB) 112
2 山 (ANB) 114
2 島 (ANB) 113
サイドボード
2 影槍 (THB) 236
2 魂焦がし (M21) 160
2 弱者粉砕 (KHM) 128
2 運命の神、クローティス (THB) 220
2 神秘の論争 (ELD) 58
2 アゴナスの雄牛 (THB) 147
1 厳格な放逐 (THB) 68
1 魂標ランタン (THB) 237
1 獲物貫き、オボシュ (IKO) 228
どんなデッキ
ティムールオボシュは、青赤緑(ティムールカラー)で構成されたデッキだ。基本構成はティムールアドベンチャーとなっており、《エッジウォールの亭主》や《厚かましい借り手》などの出来事(アドベンチャー)パッケージ、《黄金架のドラゴン》や《アールンドの天啓》で構成されている。最大の特徴は、デッキのカードを全て奇数にすることで相棒に《獲物貫き、オボシュ》を採用している点である。奇数マナコストのクリーチャーと《獲物貫き、オボシュ》で大ダメージを与えよう
キーカード
《エッジウォールの亭主》
《厚かましい借り手》
《獲物貫き、オボシュ》
プレイング方法・戦略など
基本的なプレイングはティムール・アドベンチャーと同じで、盤面構築で互角以上の状態を作ることを意識しよう。盤面が不利な状態で《アールンドの天啓》を唱えても、追加ターンを有効に使えずただの1ドローで終わってしまいかねない。また、《獲物貫き、オボシュ》は盤面が構築できている時に場に出す方が影響が大きい。盤面が互角以上の状態で場に出れば、一気に打点を上げて大ダメージを与えられるだろう。
《黄金架のドラゴン》はこのデッキのフィニッシャーで、攻撃するか呪文の対象になるたびに宝物・トークンを生成する。生成した宝物・トークンを使って《砕骨の巨人》や《厚かましい借り手》の出来事モードを唱えるなど、相手より多くのをプレイできる。アクション数の差で盤面の有利を作っていきたい。
積極的に展開していくと手札の消費が激しくなるが、《エッジウォールの亭主》や《グレートヘンジ》によるアドバンテージ獲得で息切れを防止できれば、《アールンドの天啓》に繋げてそのまま勝利できるだろう。
《襲来の予測》などの打ち消し呪文を使う際はよく吟味したい。基本的に、スゥルタイコントロールの《発生の根本原理》やサイクリングの《天頂の閃光》、ミラーマッチの《アールンドの天啓》などの強力カードのために温存すると良い。
アドベンチャー系のデッキが相手の場合は、盤面構築ができるかが勝利の分かれ目となる。打ち消す呪文や《厚かましい借り手》のバウンス対象は吟味したい。
キープ基準
マナカーブに沿ってカードを展開できるような手札をキープする。《エッジウォールの亭主》があるのが理想だが、そうでない場合でも、マナカーブに沿って展開できるようであればキープする。5、6マナの高コストカードが複数ある手札は、使い切れない恐れがあるのでマリガンを推奨する。
キープハンドサンプル 《恋煩いの野獣》《黄金架のドラゴン》《砕骨の巨人》《襲来の予測》土地3枚
このデッキの弱点
細かい点だが、《獲物貫き、オボシュ》を相棒にしていることで、ゲーム開始時に相手にデッキタイプがばれてしまう。相手はデッキタイプがわかった上でマリガン選択できるので留意されたい。
また、《獲物貫き、オボシュ》を相棒にしている関係上、《多元宇宙の警告》や《軽蔑的な一撃》、《サメ台風》などティムールアドベンチャーで使われている偶数コストのカードが採用できない。
上記のデメリットを加味したうえで、《獲物貫き、オボシュ》を相棒にするか判断すると良いだろう。