パラドックスコンボ

パラドックスコンボのデッキ解説記事です。

サンプルデッキ


相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222

デッキ
4 モックス・アンバー (DAR) 224
5 島 (KLR) 290
4 大いなる創造者、カーン (WAR) 1
3 伝承の収集者、タミヨウ (WAR) 220 2 パラドックス装置 (KLR) 259
3 ラノワールのエルフ (M19) 314
1 ラノワールのエルフ (DAR) 168
3 自然の怒りのタイタン、ウーロ (THB) 229
1 上天の呪文爆弾 (JMP) 456
4 精神石 (WTH) 153
4 彩色の宝球 (JMP) 462
1 爆発域 (WAR) 244
4 植物の聖域 (KLR) 281
4 眷者の神童、キナン (IKO) 192
2 領事の旗艦、スカイソブリン (KLR) 272
4 湖に潜む者、エムリー (ELD) 43
4 繁殖池 (RNA) 246
2 内陸の湾港 (DAR) 240
5 森 (KLR) 300

サイドボード
1 パラドックス装置 (KLR) 259
1 萎れ (IKO) 176
2 否認 (ZNR) 71
1 魔術遠眼鏡 (ELD) 233
1 漸増爆弾 (SOM) 196
1 領事の旗艦、スカイソブリン (KLR) 272
1 祖先の像 (JMP) 458
1 上天の呪文爆弾 (JMP) 456
1 聖域の門 (M20) 71
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
2 霊気の疾風 (M20) 42
1 霊気貯蔵器 (KLR) 217
1 トーモッドの墓所 (M21) 241


参考 https://magic.gg//decklists/traditional-historic-ranked-decklists-january-11-2021

どんなデッキ

パラドックスは無色のアーティファクトカードを中心としたコンボデッキだ。《湖に潜む者、エムリー》と《パラドックス装置》を使ってアーティファクトを何度も唱え、最後は《霊気貯蔵機》の効果で相手に50点ダメージを叩き込む。コンボが決められなくても《自然の怒りのタイタン、ウーロ》などで相手に勝つこともあるぞ。

キーカード

《湖に潜む者、エムリー》

《パラドックス装置》(画像は英語)

《霊気貯蔵機》(画像は英語)

《世界を揺るがす者、ニッサ》

プレイング方法・戦略など

このデッキには《精神石》や《モックス・アンバー》などのマナを生むアーティファクトが投入されており、《パラドックス装置》の効果によってこれらをアンタップすることで繰り返し呪文を唱えることがコンボの基本となる。これに加えて、自身を生け贄にしてドローする効果を持つ《彩色の宝球》などのアーティファクトと《湖に潜む者、エムリー》があれば無限ドローが可能となる。
 《湖に潜む者、エムリー》の召喚酔いが解けたら《パラドックス装置》を設置してコンボ開始。
①《彩色の宝球》や《上天の呪文爆弾》を唱え、《パラドックス装置》の効果により土地でないパーマネントをアンタップする。
②《彩色の宝球》や《上天の呪文爆弾》を生け贄に捧げてドローする。
③《湖に潜む者、エムリー》の効果で墓地にある《彩色の宝球》や《上天の呪文爆弾》を回収する。
④ ①~③を繰り返してマナを増やしながらドローを続け、《大いなる創造者、カーン》の効果でサイドボードから《霊気貯蔵庫》を設置する。
⑤《霊気貯蔵庫》がある状態で①~③を繰り返しライフを増やし、《霊気貯蔵庫》の効果で50点ダメージを与える。ライブラリーの枚数が足りない場合は大いなる創造者、カーン》でサイドボードから《トーモッドの墓所》を繰り返し唱えても問題ない。

もう一つのパターンとして、《湖に潜む者、エムリー》および墓地を使用しないパターンが存在する。《パラドックス装置》および土地以外から4マナ以上生み出せる状態で、《大いなる創造者、カーン》を唱えたらコンボ開始。
①《大いなる創造者、カーン》の効果でサイドボードの《祖先の像》を手札に加える。
②《祖先の像》を唱え、《パラドックス装置》の効果でパーマネントをアンタップ。《祖先の像》の誘発型能力で《祖先の像》を手札に戻す。
③②をある程度繰り返したら、《祖先の像》で《大いなる創造者、カーン》を手札に戻し、再度唱え、サイドボードから《霊気貯蔵庫》を手札に加えて場に出す。
④適当な呪文を唱えて《霊気貯蔵庫》の効果を誘発させてライフを得て、そのまま50点ダメージを与える。
なお、土地がある程度並んでいれば、《聖域の門》を絡めてループが可能になる場合もある。

 コンボ以外にも《自然の怒りのタイタン、ウーロ》や《湧き出る源、ジェガンサ》、《領事の旗艦、スカイソブリン》を使ったビートダウンプランも持ち合わせており、見た目以上に器用なデッキである。

キープ基準

コンボデッキであるため、特定のカード単体ではキープ基準とならない。キープ基準としては、早いターンにどれだけ展開できるか、が大きな判断材料となる。2T目に《湖に潜む者、エムリー》設置から3T目コンボ始動できる、早いターンにプレインズウォーカーを設置できるかなど、自身のデッキの強みを相手に押し付けられるかが重要である。初動の圧倒的な展開で相手との差をつけるのがこのデッキの強みなので、弱い手札であれば積極的にマリガンをしていきたい。マナを生むアーティファクトがあるため土地は1,2枚でのキープになることも多々ある。

このデッキの弱点

《大いなる創造者、カーン》を採用している関係上、サイドボードの多くを専用に割いています。また、コンボパーツにクリーチャー、非クリーチャーを使う上に、墓地も利用するため、サイドボード後は手札破壊、打ち消し、除去、墓地対策といったあらゆる対策をとられることが弱点といえます。

打ち消し 《否認》《軽蔑的な一撃》
墓地対策 《虚空の力線》《漁る軟泥》《墓堀りの檻》
その他 《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》(生け贄が封じられる)

デッキの本質ではありませんが、ループコンボである関係上、MTGアリーナでの時間切れ、操作ミスによる敗北も弱点といってもよいかもしれません。使用する際はBot戦などで練習しておくとよいでしょう。

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Author: MTG大好きチーム

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