スゥルタイミッドレンジのデッキ解説記事です。
サンプルデッキ
デッキ
4 成長のらせん (RNA) 178
4 思考囲い (AKR) 127
3 破滅を囁くもの (GRN) 69
4 自然の怒りのタイタン、ウーロ (THB) 229
1 沼 (KLR) 293
2 取り除き (M21) 97
1 漁る軟泥 (M21) 204
2 異臭の池 (AKR) 293
4 世界を揺るがす者、ニッサ (WAR) 169
4 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259
4 草むした墓 (GRN) 253
1 大渦の脈動 (ARB) 92
4 水没した地下墓地 (XLN) 253
2 無情な行動 (IKO) 91
4 繁殖池 (RNA) 246
2 島 (KLR) 290
2 森 (KLR) 300
1 軽蔑的な一撃 (GRN) 37
1 否認 (ZNR) 71
2 寓話の小道 (M21) 246
2 寓話の小道 (ELD) 244
1 ハイドロイド混成体 (RNA) 183
2 ロークスワイン城 (ELD) 241
1 物語の終わり (M20) 77
1 サメ台風 (IKO) 67
1 霊気の疾風 (M20) 42
サイドボード
2 霊気の疾風 (M20) 42
2 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
2 サメ台風 (IKO) 67
1 漁る軟泥 (M21) 204
3 衰滅 (JMP) 246
1 否認 (ZNR) 71
2 致命的な一押し (KLR) 84
1 思考のひずみ (M20) 117
1 萎れ (IKO) 176
どんなデッキ
スゥルタイミッドレンジは、青黒緑(スゥルタイカラー)の強力なカードを使用したデッキだ。フィニッシャーでもある《自然の怒りのタイタン、ウーロ》を始め、《思考囲い》や《成長のらせん》などの優秀なカードで固められている。相手の状況に合わせて適切なカードを使って相手と差をつけていこう。
キーカード
《自然の怒りのタイタン、ウーロ》
《思考囲い》(画像は英語)
《世界を揺るがす者、ニッサ》
プレイング方法・戦略など
序盤は《致命的な一押し》などの黒の除去呪文を用いて盤面を整え、《世界を揺るがす者、ニッサ》や脱出した《自然の怒りのタイタン、ウーロ》などでのフィニッシュを目指す。《思考囲い》は重要なカードで、序盤に唱えることで相手の手札を把握し、キーカードを抜くことでゲームプランを崩すことができる。《成長のらせん》や《自然の怒りのタイタン、ウーロ》を使用して土地を並べる関係上、土地は28枚前後採用している。
スゥルタイミッドレンジの強みは相手によってゲームプランを柔軟に選択できる点で、サイドボードを含めればほとんどのデッキに明確な不利がつかない。その分、環境への理解度やプレイヤーの実力が要求されるデッキである。
対アグロデッキ 《致命的な一押し》などの単体除去、《絶滅の契機》などの全体除去、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》によるライフゲイン
対コンボデッキ 《致命的な一押し》などの単体除去、《思考囲い》、《否認》などの打ち消し
対コントロールデッキ 《思考囲い》、打ち消し呪文、《サメ台風》のサイクリングによる打ち消されないトークン生成
キープ基準
相手によってキープ基準は大きく異なることを前提とした上で、相手が不明の場合は《思考囲い》や除去呪文などの妨害手段が1、2枚はある手札をキープしたい。また、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》や《成長のらせん》で土地を伸ばしたい関係上、土地は3枚以上あることが望ましい。
キープ手札の一例 《思考囲い》《致命的な一押し》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》土地4枚このデッキの弱点
先にも述べた通り、明確に不利なデッキは存在しない。言い換えると、明確に有利なデッキも存在せず、環境に応じて柔軟にカードを選択しなければ強みを活かすことができない。環境にアグロデッキが多ければ除去呪文を、同型やコントロールが多ければ打ち消し呪文やプレインズウォーカーを増量するなどといった調整が必要である。サイドボード含む適切な75枚を選択できるかプレイヤーの実力が問われる。
同型対決では《覆いを差割く者、ナーセット》や《世界を揺るがす者、ニッサ》といったPWの定着が勝敗を左右する。《覆いを差割く者、ナーセット》が定着すれば《ハイドロイド混成体》や《自然の怒りのタイタン、ウーロ》での追加ドローを封じられるためアドバンテージ差がつき、その優位が勝敗に直結する。《思考囲い》や打ち消し呪文、《サメ台風》のサイクリング能力で生成されるサメトークンなどを駆使して相手プレインズウォーカーの定着を阻止しよう。サンプルデッキでは、同型対決におけるプレインズウォーカーを巡る攻防で有利にたつために、《物語の終わり》で打ち消されず、飛行・トランプルを持つ《破滅を囁くもの》などがメインから採用されている。