オルゾフオーラの解説記事です。
サンプルデッキ
相棒
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
デッキ
4 コーの精霊の踊り手 (JMP) 116
3 沼 (KLR) 293
3 憎しみの幻霊 (THB) 101
4 神無き祭殿 (RNA) 248
2 セジーリの防護 (ZNR) 37
2 無私の救助犬 (M21) 36
4 きらきらするすべて (ELD) 2
4 ケイヤ式幽体化 (WAR) 94
1 天使の贈り物 (M20) 5
4 歩哨の目 (THB) 36
2 モーギスの好意 (THB) 107
4 結束のカルトーシュ (AKR) 8
3 孤立した礼拝堂 (DAR) 241
4 陽光昇りの小道 (ZNR) 259
4 秘密の中庭 (KLR) 282
4 上級建設官、スラム (KLR) 32
2 平地 (KLR) 288
4 思考囲い (AKR) 127
2 強迫 (M21) 96
サイドボード
4 死の重み (IKO) 83
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
1 神々の思し召し (M20) 19
4 ぬかるみの捕縛 (THB) 106
2 強迫 (M21) 96
2 断片化 (KLR) 18
1 憎しみの幻霊 (THB) 101
参考 https://mtgmelee.com/Tournament/View/4554
どんなデッキ
オルゾフオーラは、オーラカードを使った白黒(オルゾフカラー)のデッキだ。《コーの精霊の踊り手》や《上級建築官、スラム》がいる状態でオーラ呪文を唱えることでカードを引き、強力なクリーチャーを作り上げよう。相手の除去は《無私の救助犬》《命の恵みのアルセイド》でシャットアウトだ。
キーカード
《コーの精霊の踊り手》
《上級建築官、スラム》(画像は英語)
《きらきらするすべて》
プレイング方法・戦略など
オーラ呪文は、オーラをつけたクリーチャーが除去されるた場合の損失が大きい。そのため、まずは《無私の救助犬》《命の恵みのアルセイド》などをあらかじめ盤面に出しておき、その能力によって除去呪文から守れるようにする必要がある。守る対象は《コーの精霊の踊り手》や《上級建築官、スラム》で、両方ともオーラを唱えるとカードを1枚引ける。この効果によりクリーチャーを大きくしながらドローを進め、数回の攻撃で相手のライフをゼロにできる大型クリーチャーを作り出そう。《きらきらするすべて》は1枚で+5/+5以上の修正を与えることも珍しくない。
上記の動きは白単色でもでき白単オーラなども環境に存在している。オルゾフオーラでは、相手の手札から除去を落とす《思考囲い》や《脅迫》などの手札破壊呪文と、相手の小型クリーチャーを繰り返し除去できる《モーギスの好意》や《死の重み》などのマイナス修正オーラを採用するために黒をタッチしている。《憎しみの幻霊》がいる状態で《モーギスの好意》で相手のクリーチャーを除去すれば、カードをドローすることができるのはテクニックとして覚えておくと良いだろう。
相棒の《夢の巣のルールス》はデッキの特性上自然に採用される。《コーの精霊の踊り手》や《上級建築官、スラム》を手札破壊や除去カードで対処された場合、《夢の巣のルールス》によって再度唱えることで盤面を再構築することができる。クリーチャーはもちろん、オーラカードもパーマネントなので墓地から唱えることができ、ミッドレンジやコントロールに対して特に輝くカードだ。
キープ基準
デッキの要である《コーの精霊の踊り手》か《上級建築官、スラム》が1枚と、それを守れるカードが最低でも1枚以上ある手札をキープしよう。《コーの精霊の踊り手》や《上級建築官、スラム》がなかったり、防御カードが不足しそうな場合は積極的にマリガンしよう。土地は2枚あれば問題ない。
このデッキの弱点
オーラデッキであるため、除去カードが最大の弱点である。試合は《コーの精霊の踊り手》や《上級建築官、スラム》をめぐる攻防がそのまま勝敗につながることが多い。防御用のカードはもちろん、相手によっては、2体のクリーチャーにオーラを分散させるなどして損失を最小限にしよう。
除去カードで特に注意すべきは《絶滅の契機》で、全体除去かつ追放除去であるため《無私の救助犬》で守ることができない。偶数奇数のクリーチャーにオーラをわけるなど、気を付けてプレイしよう。